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病院整備の経緯について

 若林区清水小路の旧病院は、敷地・建物の狭隘化、設備面での老朽化等が課題となっていました。また、平成11年度に行った耐震診断により、大規模地震時に支障なく診療を行うために必要な基準に達していないことも分かりました。大規模耐震化工事や現地での建替えは困難であったため、「あすと長町地区」に病院を整備し、平成26年11月1日に移転・開院しました。
 

整備の経過

 

 平成11年度  耐震診断を実施。旧病院本院の構造耐震指標(Is値)が,大規模地震時に支障なく診療を行うために必要とされる「0.75」を下回ることが判明。
 平成15年9月  旧病院施設での大規模耐震化工事を断念。
 平成16年1月  移転新築を前提に新病院構想の検討に着手する旨,市長会見にて公表。
 平成16年3月  院内に「新病院検討委員会」を設置。
 平成17年1月  「新病院検討委員会」での作業を踏まえ,新病院のあり方について院内で一定の考え方を整理。関係部局との協議を開始。
 平成17年10月  「新市立病院基本構想庁内検討会議」を設置。外部の有識者等による「新しい市立病院のあり方に関する検討委員会」を設置。
 平成18年10月  移転先を、あすと長町地区に決定。
 平成19年1月  新しい市立病院のあり方に関する検討委員会より報告書を受領。
 平成19年7月  新仙台市立病院基本構想策定。
 平成20年11月  新仙台市立病院基本計画案を公表。市民説明会,パブリックコメントを実施。
 平成21年3月  新仙台市立病院基本計画策定。
 平成21年7月  基本設計受託者を株式会社山下設計に決定。
 平成22年3月  新仙台市立病院基本設計完了。
 平成23年3月11日  東日本大震災。設計内容を再確認。
 平成23年3月  新仙台市立病院実施設計完了。
 平成23年12月  建設工事受注者と契約・着工(起工式は翌年1月27日)。
 平成26年7月15日  建設工事完成(着工時は同年4月30日完成予定)。
 平成26年11月1日  開院。

 

概要

資料