脳神経外科 刈部 博 科部長が令和2年度日本脳神経外科救急学会学術奨励賞を受賞しました。
受賞の概要
脳神経外科 刈部 博 科部長が、令和2年度日本脳神経外科救急学会学術奨励賞を受賞しました。
日本脳神経外科救急学会学術奨励賞は、当該年度の学会機関誌Neurosurgical Emergencyに掲載された論文から、受賞論文1編が選考され、その筆頭著者が受賞者となります。
受賞論文
Neurosurg Emerg 25: 187- 194, 2020 掲載
高齢者頭部外傷におけるtalk and deteriorateのリアル
【受賞について刈部科部長からのコメント】
このたび、高齢者頭部外傷におけるtalk and deteriorate(受傷直後には普段通り話すことができていた患者が数時間~数日後に重篤化する病態)の臨床研究論文により、日本脳神経外科救急学会より令和2年度学術奨励賞を拝受いたしました。
本研究結果は、当院着任以来、長年にわたって続けてきた頭部外傷臨床研究の産物のひとつですが、この度の栄誉を拝受することができたのは、個人の力だけによるものでなく、脳神経外科スタッフをはじめ病院職員、地域医療・福祉に携わる皆様方のご理解 とご協力があってこそのものです。まことにありがとうございました。
今後は、本研究結果を生かし頭部外傷治療成績の向上を図るとともに、誠心誠意、市民の健康増進のために邁進する所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
仙台市立病院診療部脳神経外科 刈部 博