腎臓内科
診療科の紹介
当科は、従来の内科から令和4年度に腎臓内科として分化しました。急性期から慢性期の腎臓疾患の診療を行うとともに、急性期病院の腎臓内科として各種の血液浄化療法を担当しています。
診療内容の特徴・特色
- 腎炎・血管炎
蛋白尿や血尿、急な腎機能低下でご紹介いただいた際には、積極的に腎生検を施行して速やかな診断と治療を心掛けています。腎生検により診断名のみならず、炎症の度合いや重症度の評価、腎予後の推定が可能になり、適切な治療を選択します。
- 慢性腎臓病
医療の進歩や高齢化に伴い、各種疾患を背景とした慢性腎臓病患者様が増加しています。腎疾患の原因と重症度を評価して、適切な情報提供を行うことで腎機能を保持し、できることなら透析せずに生涯を全うするお手伝いがしたいと考えています。近隣の先生方と連携して診療に当たらせていただければ幸いです。
- 血液浄化療法
本院の特性上、救急領域の急性血液浄化の需要が多く、各科と連携して、持続的腎代替療法や血漿交換、血液吸着、腹水濾過濃縮再静注法など、あらゆる血液浄化・アフェレシス治療を提供しています。
- 高血圧
二次性高血圧のスクリーニング検査を行い、東北大学と連携して診断・治療を行います。