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ごあいさつ【院長】


仙台市立病院院長
渡辺 徹雄

 

このたび、令和5年4月より仙台市立病院の院長に就任いたしました。微力ではございますが、市民の皆様への安全な医療の提供、地域医療の発展のために全力を尽くす所存です。

仙台市立病院は、政策的医療(救急医療、小児救急医療、災害医療等)をはじめとする高度急性期医療を提供する病院として、市民の健康と生命を守る役割を果たしてまいりました。

現在、26の診療科や各種専門職がそれぞれの専門性を最大限に発揮しつつ、連携して診療にあたっています。救命救急センターでは二次・三次救急を主な対象として24時間365日体制で診療しており、県内トップクラスの救急車搬送患者を受け入れ
ています。緊急を要する病態や高度医療を要する疾患に対しても、病院としての総合力をフルに発揮して最善の治療・ケアを提供し、患者さんが質の高い医療を安心して受けていただくことを目指しています。

また、当院は急性期医療を担う中核病院であるとともに、地域医療支援病院として、普段の健康管理を担うかかりつけ医や急性期治療後の回復を担う医療機関などと協働して、地域全体で市民の健康を支える「地域医療連携」の推進にも力を入れています。地域の医療機関から紹介される患者さんや救急の患者さんの積極的な受入れ、医療機器等の共同利用や共同診療、地域の医療従事者に対する研修の実施等により、その役割を果たしながら、地域の医療機関から頼りにされる病院でありたいと考えております。

現代の医療は、患者さんの立場を尊重すること、患者さんに客観的な情報提供をすること、そして患者さん自らが治療方針を選択できるようにすることが基本となっています。こうした患者さん中心の質の高い医療を実現していくために、積極的に診療に参加していただきますようお願いいたします。不明な点や診療上の要望があれば気兼ねなくスタッフにお伝えください。また、医療安全には最大限の注意を払っていますが、あらゆる医療行為は本質的に不確実性を含んでおり様々な危険を伴います。意図しない結果が生じる可能性があることもご理解ください。私どもも、医療安全への取組を一層推進し、患者さんとのより良いパートナーシップを構築していけるよう真摯に取り組んでまいります。

仙台市立病院は市民の皆様から選ばれる病院、地域の医療機関から頼りにされる病院を目指し、最適かつ安心できる医療・ケアを提供できるよう職員一丸となって研鑽を続けてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。