ごあいさつ【病院事業管理者】
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仙台市病院事業管理者
亀山 元信
当院は、昭和5年2月に開院して以来、90年にわたり仙台市民の健康増進と福祉の向上に貢献してまいりました。平成26年11月には、市南部の広域拠点としてまちづくりが進むあすと長町に移転・開院し、都市型高機能病院として、医療の高度化・専門化、疾病構造の変化に柔軟に対応していくことができる病院を目指し、今後も様々な取組みを進めてまいります。
当院が目指す医療としては、これまで担ってきた高度医療、政策的医療をさらに充実させてまいります。小児救急については、院内に併設された「仙台市夜間休日こども急病診療所」と救命救急センターで、初期から三次救急まで対応できる体制を整えています。また、出産前後の周産期医療についても新生児特定集中治療室(NICU)を新たに設置し、安心してこどもを出産できる環境を提供しております。身体合併症精神科救急医療については、精神疾患のある方が急病や大けがをした場合に積極的に受入れるため、休止していた精神科病棟を平成27年5月より再開致しました。救命救急/災害医療については、建物本体に免震構造を導入し、屋上ヘリポートを設置、救命救急センターの診察室の増設など、より多くの重症救急患者に対応する環境を整備しました。
また、開業医の先生方との更なる連携を図ることで、「地域医療支援病院」としてこれまで以上に『地域医療』に貢献するとともに、「教育研修病院」として、研修医・看護師・救急救命士の教育や臨床実習受け入れにも力を入れ、本市唯一の自治体立総合病院としての役割を積極的に果たします。
今後も、開院当初の経営理念の原点を忘れず、「地域から選ばれ、頼りにされる病院」であるためにも病院事業の円滑な運営に尽力してまいります。
【病院事業管理者の主な業務内容】 ※主に地方公営企業法第8条、第9条、第10条より抜粋
・病院事業の運営についての基本方針の決定に関すること
・予算の原案及び予算に関する説明書の作成並びに決算の調製に関すること
・議会の議決を経るべき案件について、その議案作成に関すること
・企業管理規程の制定及び改廃に関すること
・職員の任免、給与、勤務時間その他勤務条件等の身分取扱いに関すること