建設工事の進捗状況をお知らせします
平成26年7月15日
予定通り,7月15日に工事が完成しました。
平成23年12月から2年7ヶ月間の工事でした。新病院の検討が始まったのが平成16年1月ですから,既に10年以上が経過しており,感慨深いものがあります。
今後は,11月1日の開院に向けて,医療機器・備品の搬入や情報システムの設置,運営リハーサルなど,様々な準備作業を進めていきます。また,10月12日(日曜日),13日(月曜日,祝日)に内覧会を予定しています。ご案内はもう少し先になりますので,申し訳ありませんがお待ち願います。
2階の外来診療受付です。
大きく見やすいサインが入りました。
2階の外来では,A~Fのアルファベットと,数字を組み合わせたサインにより,来院した皆様に分かりやすくご案内していく予定です。
2階の外来の診察室です。
Aの受付にある,2番の診察室になります。
「診察室」の文字の下の空間には,呼出し用のモニターが入ります。
1階の小児科の外来診療受付です。
小児科外来は,他とデザインを変え,仙台七夕まつりの七夕飾りのイメージに,動物の絵のアクセントを加えた内装としています。
今回はご紹介していませんが,小児科の病棟も同じデザインです。
小児科の待合です。
天井やガラス面にもデザインを加えています。
小児科の診察室です。
小児科待合のプレイルームです。
来院する患者さんの気持ちが,少しでも和らげば嬉しく思います。
平成26年6月30日
工事完成予定は7月15日,間もなくです。
ほぼ工事は終わり,現在は各検査を行っているところです。
病院本館を北側から撮影したものです。
縦のラインを強調した外観の特徴がよく分かります。
病院本館を東側から撮影しました。
建物の中央下部がエントランスになります。
外構も形が整いました。
病院本館から本館北側を見ています。
屋根付の歩行者通路も完成しました。
こちらの第二駐車場は119台駐車できます。
屋根付の歩行者通路は下から見ると,こんな感じです。
これは,病院本館北側の研修医宿舎棟前の通路部分です。
上の写真から真っ直ぐ進んだ所です。
中央部が塞がれていますが,このトンネル部分(ボックスカルバート)を抜けると,地下鉄南北線長町一丁目駅の新設出入口が見えてきます。
病院本館から本館東側を見ています。
駐車場や車路も整いました。
こちらの第一駐車場は343台駐車ができます。
病院本館のエントランスの入口です。
上の写真から建物の中に入った所です。
吹抜けになっており,2階の通路が正面に見えます。
奥には2階に上がる階段が見えます。
エントランスの総合案内カウンターです。
黄色の特徴的な部分は,伊達正宗の兜の前立をイメージしたとか。
総合案内の反対側にあるエントランスの受付・会計のカウンターになります。
落ち着いた色合いの内装です。
エントランスから真っ直ぐに進んだ所です。
右側奥が中央エレベーターとなっています。入院やお見舞いの方用のエレベーターが,3台配置されています。
左側は,入院手続きや医療連携,各相談を担う総合サポートセンターになります。
総合サポートセンターのカウンターです。
外来の各受付には,写真中央のような青を基調としたデザインが施されています。ここに,これから案内表示が入ります。
総合サポートセンターの南側には,リハビリテーション室があります。
フローリングの床の広い部屋です。
リハビリテーション室の中には畳のスペースも設けられています。
リハビリテーション室の外には,リハビリテーションに利用する屋根付の庭が設けられています。
画像診断の受付になります。
検査関係の各受付には,写真のようなオレンジ色を基調としたデザインが施されています。
MRI室になります。
穏やかな雰囲気の部屋になるよう内装に配慮しています。
救命救急センター外来の受付カウンターになります。
写真のような赤を基調としたデザインが施されています。
救命救急センター外来の待合になります。
右側に診察室の扉が並んでいます。
奥が救命救急センター外来の受付カウンターになります。
救命救急センター外来の,救急車で搬送されてきた患者専用の入口付近です。
天候により支障が出ないよう,大きな屋根を設けています。
救命救急センター外来のバックヤードになります。
上の写真の入口から入った所にある救急ホールの写真です。
正面の扉の奥が画像診断部門になっており,救急車搬送患者の入口から,動線が一本でつながった配置になっています。
救命救急センター外来の処置室です。5室あります。
こちらも救命救急センター外来の処置室ですが,手術室仕様の部屋を1室設けています。
病院本館南側の厚生棟1階にある,院内保育所の保育室です。
窓越しに杜の広場が広がっています。
院内保育所の手洗いです。
小さくて可愛い作りですね。
院内保育所のトイレです。
楽しい感じのするデザインです。
病院本館のエントランスから,階段を使って2階に上がった所です。
左側には外来専用のエレベーターが2台配置されています。
病院本館2階の外来の廊下です。
青色が見えるところが,各受付になります。
初めて来院された方でも,受付の位置がわかりやすい配置になっています。
外来診療受付です。
中央に並んでいる扉が各診察室です。
その左側が待合になります。
病院本館3階の講堂です。
間仕切りで4部屋に区切れる構造となっており,普段は会議室として利用できます。
病院本館4階の手術センター入口です。
手術センター入口から入った所にあるホールです。
広いです。
左右に手術室が配置されています。
手術室です。8室配置されています。
手術センターと同階にICU,HCU/救急一般病棟が配置されています。
ICUは16床,HCU/救急一般病棟は24床です。
同階のME(臨床工学技士)機器管理室です。
壁に並んでいる赤いものは全てコンセントです。壁沿いに棚が置かれ,多数の医療機器の充電に使われます。
病院本館5階のエレベーターホールです。中央エレベーターから降りた所になります。
緑色のカウンターは,東病棟の窓口になります。
扉の左側にある床から伸びたポールは,カードキーの読取装置です。カードキーがないと病棟には入れない仕組みになっています。
同階東病棟のスタッフステーションです。
こちらはデイルームです。
4床室です。
読書灯とナースコールが見えます。
屋上ヘリポートです。
水色に白い十字の彩色が施されています。
大きな施設なので,一通り回ると良い運動になります。
平成26年5月15日
病院本館を北側から撮影したものです。
こちら側の足場も撤去が進められています。
建物上部左側にヘリポートが見えます。
病院本館から本館北側を見ています。
正面奥に研修医宿舎棟が見えますが、その手前の左右に伸びる白い構造物が屋根付の歩行者通路になります。この通路は、地下鉄南北線長町一丁目駅南側に新設される出入口から、病院本館の正面入口まで続いています。
通路下側の舗装されている所は駐車場になります。左側の屋根はオートバイ置場です。
手前の建物は、左が防災倉庫、中央が現場事務所、右が消防局の救急ステーションになります。
上の写真から少し東側を見ています。
屋根付の歩行者通路が病院本館まで続いていることがわかります。
病院本館から本館東側を見ています。
駐車場や車路の形状が少しずつ見えてきました。
エントランスを2階から見ています。
内装が進んできていることがわかります。
茶色い内装の下の辺りに、受付や会計の窓口が設置される予定です。
2階外来の廊下です。
青く塗装された柱の辺りに受付窓口が設置されます。
床材も張られてきました。
6階東側の小児病棟です。
小児病棟の病室は、一般の病棟と異なり、少し変化を付けた内装になります。病室内には,ピンク,黄緑,黄,水色の4色のアクセントカラーが部屋毎にあしらわれます。これは水色の病室です。
小児病棟の病室です。これはピンク色の病室です。
小児病棟のトイレになります。
空をイメージした壁紙が張られます。
平成26年4月10日
病院本館を東側から撮影したものです。
足場も大分外れてきました。左右の縦に伸びるストライプの部分は、非常用階段の目隠しルーバーになります。
1階外装の茶系の大型タイルも見えてきました。
病院本館を南東から見ています。
外構の工事が進められています。建物の手前に沢山の支柱があるのが分かります。
上の写真の左下部分を近くから撮影したものです。
この支柱は、今後上部にキャンバスが張られ、歩行者通路の屋根となります。
ヘリポートの写真です。
コンクリートの打設が終わりました。今後、設備の施工が進みます。
病院本館の内部です。内装工事が進んでいます。
この写真は、1階北側の救命救急センター外来の待合です。
右側が窓、左側に診察室の入口が並んでいます。
2階南側の診察室の入口です。
今後、サインや診察状況を示すモニタ等が設置されます。
上の写真とは別の場所になりますが、診察室の中はこのようになっています。
一方の壁面を淡い青緑色とし,アクセントにしています。
4階の手術室です。
設備の取付けが進んでいます。
5階の西病棟のスタッフステーションです。
西病棟のテーマカラーはピンク色です。えんじ色に近い落ち着いた色合いとし、壁面に彩色しています。
5階の東病棟のスタッフステーションです。
東病棟のテーマカラーは緑色です。
4床病室です。
木目調のパネルに医療ガス取出口やコンセントが配置され、その下にベッドが置かれることになります。
個室病室です。
左側の木目調のパネルは4床病室と同様になります。
右側に見える部分は,トイレ・シャワー室になります。
平成26年2月14日
敷地北側に別棟として建設していた研修医宿舎棟が完成しました。
これは南東側から撮影したものです。当院に勤務する研修医の居室の他、1階にカルテの倉庫があります。
今後,検査を経て、2月末に引き渡される予定です。
研修医宿舎棟1階にあるカルテ倉庫の内部です。
移動式の書架が整備されています。
病院本館を北東側から撮影したものです。
1月30日撮影の写真と同じ場所で撮影したものですが、中央の低層部分も一部足場が撤去されました。外装工事が進んでいます。
病院本館を北側から撮影したものです。
北側低層部分は外構工事が終わり、足場が撤去されています。
左側の手前に見えているのは、消防局の救急ステーションです。
平成26年1月30日
【南西上方からの様子(平成26年1月30日撮影)】
建設現場を、南西上方から撮影したものです。
昨年11月28日撮影の写真と同じ場所で撮影したものですが、比較すると、建物本体の躯体工事が概ね終わった事、低層部分は外装工事が終わって足場が撤去されている事が分かります。
また、病院本館の手前に別棟(厚生棟)が見えてきています。
こちらは、病院本館を北東側から撮影したものです。
南側の低層部分も一部足場が撤去されています。
白い外壁とルーバーで覆われた窓が見えます。その下の外装は茶系の大型タイルとなりますが、工事が進んでいる事が分かります。
施工中のヘリポートを北東側から見ています。この上に再度コンクリートを打設していきます。防水シートを張った上に、コンクリート収縮防止の目地を切っていることが分かります。
ヘリポートの施工が終わると、病院本館の躯体工事は終了となります。
病院本館から東側を見ています。第一駐車場になる所ですが、まだ形は見えてきていません。これから外構工事が進んでいきます。
平成25年11月28日
【南西上方からの様子(平成25年11月28日撮影)】
建設現場を、南西上方から撮影したものです。
7月4日の記事でご紹介しております写真は、今回と同じ場所から撮影したものですが、比較すると、建物の高さ・形ともに大きく変化しています。
また、下の外観イメージ図と比較しても、デザインどおりの構造になっていることがわかります。
【建物の外観イメージ図】
新病院の、南西方向からの完成予想を描いたイメージ図です。
上の写真と比較してご覧ください。
平成25年11月14日
新病院の本館工事は、9階の立上げ作業が進んでいます。
左図、本館北側に隣接する建物が、仙台市消防局の“仙台市救急ステーション”です。現在は、1階スラブの配筋作業が行われています。
救急ステーションも病院とともに移転しますが、現在と同様、高度処置救急隊(ドクターカー)が配置されます。そして、ドクターカーによる対応が必要な傷病者が発生すると、当院の医師が同乗し、消防局の救急救命士とともに傷病者の救命活動にあたります。
【写真(上)※地上から】
本館北側の外観です。
これまで主に東側外観をご紹介しておりますが、今回は北側をご覧ください。
北側の外観は東側に比べ、どっしりとした印象です。
北側も東側と同様に、建物の中程から内に大きく入り込んだ造りになっており、5階から上の病棟階の形を見ることができます。
【写真(下)※9階から】
本館9階の高さから、救急ステーションの作業現場を見ています。
上の図、赤い丸で囲んだ部分を撮影しました。同じ形が現れています。
平成25年10月31日
本館工事は、9階の立上げ作業に入りました。
今回は、東側外観と、建物内部の様子をご紹介します。
建物内部は、6階東側の小児科病棟の様子です。
左の図とあわせてご覧ください。
【写真(上)※地上から】
9階まで立ち上がり、高さが増しました。
作業が進むごとに、下から見上げた印象が変わっていきます。
【写真(下)※6階】
撮影位置と方向を、上の図では赤い丸印で表示しています。
写真は、6階東側、小児科病棟のスタッフステーションです。
建物の窓に面して並ぶ病室のすぐ向いになるように、スタッフステーションはフロア中央に造られます。どの病室からもなるべく近い位置になるように設計されています。
軽量鉄骨で組まれた形から、ステーション窓口の形が見え始めています。
平成25年10月3日
新病院の本館工事は、8階の立上げ作業に入っています。
今回は、躯体工事の様子のほか、仕上げ作業が進む1階北側の救命救急センター内部の様子をご紹介します。
左の図とあわせて、ご覧ください。
【写真(上)※地上から】
建物の東側を、地上から見上げるように撮影しました。
撮影位置と方向は、これまでの記事でご紹介したものと、ほぼ同じです。
建物中央部分、壁面の中ほどから上が、内側に大きく入り込んだ造りになっているのがわかります。この部分から上が、5階からの病棟となっており、建物の形が1階から4階までと、大きく変化します。
病棟階は、上図、緑色の囲みのとおり、東西に長いⅩ型の造りになっています。
【写真(中)※8階】
写真、向かって右側では、8階の躯体が立ち上げられています。
【写真(下)※1階】
本館1階北側の、救命救急センターの待合スペースです。上の図では、赤い点線の囲みで表示しています。
7月4日の記事と、ほぼ同じ場所を撮影しました。
壁には断熱材、天井には各種設備に必要な配線などが施され、仕上げ作業が進んでいる様子がわかります。
また、写真向かって右側には、救命救急センターの診察室がつくられ始めました。
平成25年9月12日
今回は、2階の外来診療フロア、及び病棟6階南側の様子をご紹介します。
左図では、外来診療フロアの一部を青い点線で表示しました。新病院では、小児科外来を除く全ての外来診療科が2階に設置されます。工事が進み、次第に2階外来診療フロアの形が現れ始めました。
また、病棟では建物の北側と南側に個室が並ぶ造りになっていますが、今回の記事では撮影した南側を、赤い点線で表示しております。
それぞれ、写真とあわせてご覧ください。
【写真(上)※2階】
2階の外来診療フロアの一部です。上図、青い点線の囲み部分を撮影しました。
中央の広い空間が、待合スペースになります。
この待合スペースの両側に、診察室が並ぶつくりになっています。
【写真(下)※6階】
病棟6階南側の様子です。
これから個室が整備されますが、まだ壁がつくられておらず、全体が一続きになっています。
窓近くの床面に造られた”くぼみ”は、各個室にユニットシャワーを設置するためのスペースです。
平成25年8月22日
本館工事は、6階立ち上がりと7階フロアの作業を行っています。
今回は、建物の東側を地上から見上げた写真と、7階フロアの高さから6階立ち上がりの様子を撮影した写真をご紹介しています。
左の図とあわせて、ご覧ください。
建物の東側を、地上から撮影しました。
この位置から見えている一番高いところが、7階フロア部分です。
6階立ち上がりと、7階フロアの作業の様子です。
これまでの階と同様、型枠と配筋、コンクリート打設を繰り返しながら進んでいきます。
平成25年8月8日
今回は、6階病棟の病室と、地下1階のガスコージェネレーションシステム(自家発電及び発電時の排熱を利用した熱供給の仕組み)の整備の様子をご紹介します。
新病院では、5階から10階までが病棟階です。病棟階は、1階から4階までと異なり、東西に長いⅩ型(左図、緑色の囲み)の造りになっています。
外観は、下にご紹介する「新病院外観イメージ図(南東側)」をご参照ください。
新病院では、1階が総合受付や相談窓口、救命救急センターとなります。2階は主に、外来診療、各種検査エリアです。4階は手術室やICU、救急一般病棟で構成される高度医療階です。3階は、事務部門や物品物流のエリアになります。
6階病棟の病室(オレンジ色の四角形)、及び地下階のコージェネレーションシステム(赤い点線の丸印)について、撮影位置と方向を左図に表示しました。写真とあわせて、ご覧ください。
【写真(上)※6階】
6階、南東角の病室(上図、オレンジ色の四角形の部分)です。下のイメージ図では、赤線の囲みと黄色の矢印で表示しています。
ここは、小児病棟の4床室になります。部屋の窓からは、JR長町駅方向の景色が見えています。
【建物の外観イメージ図】
南東側からの外観を描いたイメージ図に、上の写真でご紹介している6階小児病棟の4床室の位置を、赤線の囲みと黄色の矢印で表示しました。
【写真(下)※地下】
本館地下のエネルギーセンターに設置される「ガスコージェネレーションシステム」です。
新病院では、このシステムで得た電力を日常の使用に充てることにしており、病院全体で必要とする電力の約3~4割をまかなうことができます。さらに、発電により発生する排熱を空調や給湯に利用することで、経費の節減や省エネルギーの効果を得ることができます。
平成25年7月18日
今回は、6階フロア及び厚生棟の作業の様子をご紹介します。
本館南側に配置される厚生棟の位置を、緑色の丸印で表示しております。写真とあわせて、ご覧ください。
【写真(上)※6階】
東側6階フロアの作業現場を、西方向を向いて撮影しました。これまでの階と同様、型枠と配筋の作業を行っています。
この位置からの景色によって、建物に高さが出てきたことが感じられます。
【写真(下)※2階】
本館2階(7月4日写真(上)の位置)から、厚生棟基礎工事の作業現場を撮影しました。
厚生棟には、患者さんや来院された方々など、多くの皆様にご利用いただくためのレストランが入ります。
平成25年7月4日
新病院本館では、4階立ち上がりと5階フロアを施工中です。
今回は、南側の外観と、1階北側の救命救急センター内部をご紹介いたします。
写真の撮影位置と方向を、左の図に表示しました。
建設現場を南西上方から撮影した写真と、新病院の外観イメージ図もあわせてご紹介しております。赤い線で囲んだ部分を、それぞれ比較してご覧ください。
【南西上方からの様子(平成25年6月26日撮影】
建設現場を南西上方から撮影したものです。
建物の南側、赤い線で囲んだ部分を、下の外観イメージ図と比較すると、デザインどおりの凹凸ができていることがわかります。
【建物の外観イメージ図】
平成23年3月の実施設計時に作成された、新病院の外観イメージ図です。南東方向から見た完成予定を描いたものです。
赤い丸印の部分を、写真と比較してご覧ください。
【写真(上)※2階】
写真と図に表示した赤線で囲んだ部分の様子です。黄色い矢印の方向を撮影しました。
撮影者は2階の屋上に立っており、前方(写真右側)には3階部分が見えています。新病院では、この2階と3階、及び4階、9階が、屋上緑化されることになっています。
【写真(中)※地上】
建物の東側を、地上から撮影しました。
4階の立ち上がりと、5階床の設置作業を行っています。
【写真(下)※1階】
本館1階北側、救命救急センター出入口の内側から撮影しています。
壁にはサッシとガラスが付きました。ガラス窓があることで、より建物らしさが感じられます。
窓に面して奥まで続くこのスペースの向い側(写真右側)に、救命救急センターの診察室がつくられます。
平成25年5月23日
今回は、主に東側から見た様子をご紹介しています。
躯体の建築は、5階床レベルまでの”足場”を組む作業に入りました。
また建物内部では、各部屋ごとの”壁”をつくる作業を行っています。
ご紹介する写真の撮影位置と方向を、左の図に表示しております。写真とあわせてご覧ください。
【写真(上)※地上】
建物の東側を、地上から撮影しました。
工事は、4階の柱と梁、スラブの設置作業を行っています。
また、5階の床レベルまで、”足場”を組む作業も始まりました。
地上を歩く人の大きさと比較すると、現在の躯体のおおよその高さがわかります。
【写真(中)※4階】
4階部分の作業の様子を、組み立て中の5階床レベルの足場の上から撮影しました。これまでの階と同様、フロア全体を複数ブロックに分けて作業を進めています。
写真手前のブロックでは、スラブと梁へのコンクリート打設が完了し、柱への型枠設置と配筋の作業をしています。
中央から奥のブロックは梁及びスラブの上面に配筋しているところで、この後は手前のブロックと同様にコンクリートを打設し、柱の型枠と配筋の作業へと進んでいきます。
【写真(下)※1階】
床から天井までをつなぐ柱状の建材(「軽量鉄骨壁下地」)が取り付けられました。各部屋を仕切る「壁」の下地となるものです。
壁は、この建材を挟むように、両側から石膏ボードを2重に貼り付けてつくられますので、壁の内部には建材の幅分のスペースができます。このスペースが、壁の電気配線のために使われます。
また壁とは別に、 スラブの表面にはクリーム色の電線管が何本も見えています。(電線管については、4月4日の記事でご紹介)
電線管を配したスラブにコンクリートを打設しましたので、電線管が固定されました。電気設備を接続するための整備も進んでいます。
平成25年4月4日
今回は建築工事の進捗に加え、電気設備の配線の様子や、地下階の下にある「免震層」の様子をご紹介いたします。
電気設備の配管や、免震層の位置はフロア全体にわたりますので図には表示しておりませんが、写真(中)の撮影位置を、左の1階平面図に表しております。写真とあわせてご覧ください。
写真は、電気設備のための配管をチェックしている様子です。配管が予定どおりに仕上がっているかどうか、細かく確認しています。
少し見えにくいですが、スラブの配筋の間を縫うように、強電用の黒っぽいグレーの電線管、弱電用のクリーム色の電線管が配管されています。
病院で稼動する多くの電気設備のうち、「強電」設備は主に医療機器など大きな電流を使用するもの、「弱電」設備は主に通信機器など小さい電流を使用するものです。使用する設備の設置場所に合わせて、配管されています。
次第に、設備面の準備も整い始めました。
【写真(中)※1階】
スタッフ専用エリアのエレベーターホールの様子です。
コンクリートの打設が完了し,柱や壁が姿を現しました。
入口のように造られた部分の中には、のちにエレベーター本体が設置され、見慣れたエレベーターが出来上がります。
地下の免震層の様子です。
こちらもコンクリート打設が完了し、一体となった柱と梁が免震装置に連結されて、建物の重さをしっかりと支えています。
写真の免震装置は、アイソレータとダンパーの機能を合わせ持つ、「積層ゴム一体型免震U型ダンパー」です。(免震装置については、平成24年8月の記事でご紹介)
免震構造では特徴の異なる数種類の免震装置を組み合わせ、それぞれの長所を活かす位置に設置することで、地震の揺れの大きな力を吸収しながら柔らかく抑え、建物を守ります。
現在は、地上階のスラブ(床版)が設置作業中のため屋根になるものが完全ではなく、直前に降った雨が免震層の床に流れ込んでしまいましたが、地上階のスラブなどが完成すれば、雨水等が浸入することはありません。
平成25年3月28日
工事は、2階フロアの立上げ作業に入りました。1階では、コンクリートの打設作業を行っています。
また、地下階は、コンクリートの打設が完了しまし