入院される方へ
入院される患者さんへ
- 当院では、患者さんの病気やけがが早く回復するよう、職員一同全力を尽くして治療を行います。
- 1階8番窓口「総合サポートセンター」では、患者さんに安心して入院生活を送っていただけるよう、入院に関する手続きや、退院後の療養生活などの様々な問題について相談をお受けしておりますのでお気軽にご利用ください。なお、お薬を使用中の患者さんにつきましては、入院1週間程度前にお薬の確認などを行っております。
- マニキュア、ペディキュア、ジェルネイル、つけまつげ(まつげエクステンション)、ピアスは入院時は外してきてください。
- 入院日に入院生活や手術などについての説明があります。ご家族も一緒に来院してください。
- 退院後の治療については、患者さんやご家族のご意向を伺い、事前に医師が説明します。
入院決定時の手続きについて
- 入院を予約された患者さんの手続きは、「総合サポートセンター」で行います。入院日時につきましては、各診療科でご説明します。
※入院日時が決まっていない場合は、決まり次第「総合サポートセンター」から電話でお知らせします。
- 入院される前に「入院申込書」をお渡しします。よくご理解いただいたうえで、記入・押印し、入院当日に「総合サポートセンター」に提出してください。
- 他の医療機関に入院されていた方は、「退院証明書」もあわせてお渡しください。
- 当院での入院生活の概要は、入院後、病室内のテレビでご覧になれます。
- 入院前日までに発熱や感染性の病気が疑われた場合は、入院日時が変更となる場合がありますので「総合サポートセンター」までお電話ください。電話022-308-7111(代)【平日 午前8時30分~午後5時】
入院当日の受付について
- 入院を予約された患者さんは、「総合サポートセンター」で、受付を行ってください。
※検査などの都合により、直接外来や病棟にお越しいただく場合もあります。必ず事前に診療科スタッフにご確認ください。
- 必要書類の確認後、中央エレベーターで病棟に上がります。※荷物運搬用カートは総合案内にありますのでご利用ください(数に限りがあります)。
- 車いすなどの介助が必要な場合は、遠慮なくご相談ください。
- 入院中の患者さんの車両の持ち込み駐車はできません。
入院時にご用意いただくもの
- 入院当日には以下のものをご用意ください。
書類関連
◎診察券 ◎健康保険証(後期高齢者医療被保険者証) ◎入院申込書
※以下はお持ちの方のみとなります。
○健康保険限度額適用認定証 ○ 標準負担額減額認定証 ○ 高齢受給者証 ○ 公費負担医療の受給者証
○子ども医療費受給者証 ○問診票 ○退院証明書(他の医療機関に入院されていた方)
※入院中にこれらの内容に変更があった場合は、各階病棟の事務員にお申し出ください。
日用品など
※診療科によっては、別にご用意いただくものを定めている場合があります。詳しくは診療科の看護師または事務員にお尋ねください。
寝巻き(パジャマ) 下着 タオル バスタオル
履き慣れた靴(スリッパではなく運動靴などかかとのあるもの)
洗面用具(歯ブラシ・液体せっけん・シャンプー・ひげそり・ヘアブラシなど)
ティッシュペーパー はし類(スプーン・フォークなど)
※上記の品物は、1階コンビニエンスストアでも購入できます。
上着(羽織るもの) 筆記用具 印鑑
以下は使用される方のみとなります。
おむつ ハンガー 水またはお茶のペットボトル飲料(500ml×1~2本)
曲がるストロー 湯のみ 洗面器
※危険物(刃物、マッチ、ライターなど)は持ち込まないでください。
※当院では、寝巻きや日用品など、入院時に必要な物品を貸し出す入院セットレンタル(有料)を導入しています。詳細につきましては、当院1階の専用受付窓口にてお問い合わせください。
薬
○現在使用中の薬(入院中、不足のない数)
※当院で処方された薬、他の医療機関で処方された薬、薬局にてご自分で購入された薬を含みます。飲み薬に限らず塗り薬、貼り薬、目薬、吸入薬、座薬、注射、経腸栄養薬など、すべての形の薬を含みます。
○お薬手帳または説明書(薬一覧表)
※お持ちでない方は必要ありません。
※現在使用中の薬がある場合は、薬剤師が薬を確認します。
患者さんの誤認防止にご協力ください
- 当院ではご本人確認のために、名前(フルネーム)と生年月日を名乗っていただくことをお願いしています。
- 入院中は氏名、患者番号、性別などを表示したリストバンドを装着していただきます。入院中は外さないようお願いします。
患者さんご自身の健康に関する情報はできる限り正確にお伝えください
- 当院または他の病院から処方されている薬がありましたら、お持ちください。薬の名前などが書いてある「お薬手帳」や「説明書」があれば一緒にお持ちください。
- 食べ物や薬でアレルギーをおこした経験のある方は、医師、看護師、薬剤師などにお伝えください。
転倒・転落にご注意ください
- 特に高齢の方は、脱ぎ履きがしやすく履き慣れたかかとのある靴を用意してください。※今までに転倒したことがある方は看護師にお伝えください。
感染防止にご協力ください
○お部屋に入室する前に備え付けのアルコール手指消毒剤をご使用ください。手順については病室前の標識をご確認ください。
○咳やくしゃみが出るとき、のどが痛いときは、マスクをしましょう。
◆お荷物の整理
○病院には、多くの方が出入りをしています。持参されたお荷物は、直接床に置かず、備え付けのロッカーをご利用ください。
○ベッドの周りや床頭台などの清掃を行っていますので、整理整頓にご協力ください。
○院外からの食べ物の持ち込み(主治医から許可がある場合はこの限りではありません)
その際は、ご家族にも感染予防にご協力いただきます。
○院内感染予防のため、入院当日の付添いは原則として1名に限定させていただいております。※【重要】新型コロナウイルス感染症対策に関するお知らせもあわせてご確認ください。
暴言・暴力には院内の規定に沿って対応いたします
医療行為の不確実性について
病状によりお部屋や病棟を移動していただくこともありますので、あらかじめご了承ください。
一般病室について
- 病室は個室と4床室があります。
- 病室にはテレビなどが設置された間仕切家具または床頭台と収納ロッカーが備えてあります。
- テレビなど(※)のご利用には、専用プリペイドカード(1枚1,000円)が必要です。※テレビ(100円/2時間)、冷蔵庫(100円/1日)、コンセント(100円/1日)。テレビはイヤホンでのご利用となります(備え付けのイヤホンがあります)。
※プリペイドカードは、各階病棟に設置してある自動販売機で購入できます。退院の際は1階に設置している精算機で精算してください。
有料個室について
- 有料個室の設備及び1日あたり室料(税込)は下記のとおりとなっています。
- 1日あたり室料は、午前0時を起点とし暦上の日数で計算しますので、入院日・退院日・転室日も1日分の室料の請求となります。例えば、午後8時に入院、翌日午前10時に退院した場合は、室料の請求は2日分となります。(外泊中も室料がかかります。)
室タイプ | 設備 | 1日あたり室料 (税込) |
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面積 | テレビ | 冷蔵庫 | シャワー | ユニットバス | トイレ | 洗面 | |||
個室〔S〕 | 18㎡程度 | ○(無料) | ○(無料) | ○ | ○ | ○ | ○ | 17,600円 | |
個室〔A〕 | 18㎡程度 | ○(有料) | ○(有料) | ○ | ― | ○ | ○ | 13,200円 | |
個室〔B〕 | 17㎡程度 | ○(有料) | ○(有料) | ○ | ― | ○ | ○ | 11,000円 | |
9西病棟のみ 個室〔C〕 |
16㎡程度 | ○(有料) | ○(有料) | ― | ― | ○ | ○ | 8,800円 |
-
治療日程や病状が優先されますので、ご希望に沿えない場合があります。
名前の表示について
- 病室入口の患者さんの名前表示は、非表示とすることもできます。希望される方は、入院時に病棟看護師までご相談ください。
診察にあたる医師について
- 入院中は、主に主治医が診療を行いますが、病気の状態に応じて他の専門の医師が診療を行う場合もあります。
- 主治医は、病気やけがの状態、検査・治療内容などについて十分な説明を行い、入院診療計画書をお渡しします。ご不明な点やご要望については、お気軽に主治医にご相談ください。
- 主治医は、関連診療科の医師、看護師、薬剤師、管理栄養士などと連携し、患者さんに最も適した治療を行うように努めます。
- 当院は臨床研修指定病院になっています。主治医の指導のもと研修医が診療にあたる場合がありますので、ご協力ください。
看護について
- 看護師は、1日3交代で患者さんのお世話をします。
- 入院生活での問題、心配事などがありましたら、看護師にご相談ください。
- 患者さんの入院中の看護については、看護師が看護計画に基づいて行います。看護計画については、内容を説明し、承諾をいただいたうえで実施していきます。
- ご家族の付き添いを希望される場合は、主治医または看護師にご相談ください。
入院生活でのお願い
○患者さんの安全のため、セキュリティシステムを導入しています。入院時にお渡ししますカードキーは病棟入口の鍵となっておりますので、必ず携帯してください。
○カードキーは退院時に必ず返却していただきます。 |
- 外泊・外出をご希望される患者さんは、主治医の許可と届出が必要です。医師または看護師にご相談ください。
- 地震・火事等の災害が発生した場合は、職員の指示に従って避難してください。なお、避難の際には、危険ですのでエレベーターを使用しないでください。
■貴重品の管理について
入院中は多額の現金や貴重品を持参しないようお願いします。なお、持参されましても当院ではお預かりしませんので、間仕切家具または床頭台の鍵付き引き出しをご利用いただくなど、ご自身で保管管理をお願いします。 |
- 日常お使いになる義歯・補聴器・眼鏡などを持参し、患者さんご自身で保管管理することが不安な場合は、その旨を病棟の看護師にお知らせください。
- 病院の敷地内は禁煙です。
- 入院中は危険物(刃物、マッチ、ライターなど)を院内に持ち込まないようお願いします。病院では医療用ガスを使用していますので、院内では火気(たばこ(電子たばこを含みます)、ライターなど)の使用は厳禁です。
■携帯電話・ノートパソコン等のご使用について
- 院内では、携帯電話の電源はお切りいただくかマナーモードの設定をお願いします。
- 携帯電話などでの通話は1階エントランスホールか各病棟デイルームでお願いします。
- 病棟では、消灯時間後にはご使用を控えていただきますようお願いします。
- パソコン等の電子機器使用、メール送信をする場合には、他の患者さんの迷惑にならないようにご使用ください。
- 携帯電話などの使用が診療に支障をきたす場合には、使用を控えていただく場合がありますのでご了承ください。
- 各診察室、検査室では、携帯電話などは使用できません。
- 5階から9階のデイルームにWi-Fi(無線LAN)環境を整備しています。無料でご利用いただけますが、ご利用の際は、他の患者さんの迷惑にならないようにご注意ください。
■家電製品のご使用について
家電製品はラジオ、電気シェーバー以外のお持ち込みをご遠慮いただいております。なお、ドライヤーが必要な場合は病棟で貸し出していますのでお申し出ください。
■携帯電話・ノートパソコンなどの電子機器・家電製品の充電等について
間仕切家具または床頭台に設置しているカード式コンセントで充電することができます。カード式コンセントの使用には、テレビ視聴で使用しているプリペイドカードが必要となります(1日100円)。
- 4床室内でテレビ・ラジオ等をご使用の際は、他の患者さんの迷惑にならないようイヤホンをお使いください。
- スタッフステーションで患者さんへの電話の取り次ぎをいたしますが、短時間で終わるようご協力願います。なお、消灯時間後の取り次ぎは行っておりません。
- 消灯時間は午後9時30分(小児病棟は午後9時)となっています。消灯後は、テレビ・ラジオ・自動販売機のご利用をご遠慮ください。
- 節電・節水等の省エネ及びごみの分別(一般ごみ・缶・ペットボトル・新聞紙等・廃プラスチック)にご協力をお願いします。
- デイルームには、給湯器がありますのでご利用ください。
- 職員に対するお心遣い等は、一切お断りします。
- 当院では、患者さんや職員のプライバシー、院内における個人情報を保護するため、院内での写真撮影(動画を含む)は原則禁止しております。
■薬について
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薬の効果、飲み合わせや主な副作用については、病棟担当の薬剤師からそれぞれの患者さんにご説明させていただきます。
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入院中は他の医療機関で薬の処方を受けることはできませんのでご注意ください。薬が必要な場合は医師または看護師にご相談ください。
- 入院中にやむを得ず他の医療機関を受診される場合(ご家族が代理で相談に行かれる場合を含む)は、あらかじめ必ず医師または看護師にご相談ください。
食事
- 食事時間は、朝食が午前7時45分、昼食が正午、夕食が午後6時となっています。
- 食事は治療の一環として、医師の指示によりご用意いたします。病院が用意する食事以外のものをむやみに摂りますと、病気が悪化したり、回復が遅れることがありますので、避けてください。
- 夜間に緊急入院された患者さんの朝食は、おにぎり(または粥)とみそ汁になります。また食物アレルギーのある患者さんへは昼食からの配膳となりますので、ご了承ください。
- 食事についてお困りの点やご質問がありましたら、管理栄養士が相談をお受けしますので、主治医または看護師にお知らせください。
栄養相談
- 食事療法が必要な患者さんには、管理栄養士が相談に応じています。また、糖尿病教室も開催しています。
- 退院後の食事について、実際に食事を作るご家族の方の相談にも応じています。お気軽にご相談ください。
- 当院では、特別な事情がない限り、退院は午前10時までとなっております。なお、ご都合により午前中の退院がご無理な場合は、あらかじめ看護師等にお申し出ください。
医療福祉相談室
- 生活・経済上の問題、各種医療費公費申請や介護保険に関すること、入院に伴って生じる様々な問題、また、退院後の生活や療養について、医療ソーシャルワーカーと退院調整看護師が相談に応じています。
- 相談を希望される患者さん・ご家族の方は、1階8番「総合サポートセンター」内の医療福祉相談室にお越しいただくか、主治医または看護師にご連絡ください。
その他の相談業務
◆医療相談コーナー
- 個人情報の保護に関すること、医療の安全に関することなどの相談については、「総合サポートセンター」内の「医療相談コーナー」でお受けしています。
◆がん相談支援センター
- がんに関する「治療、医療費、療養や介護、セカンドオピニオン、緩和ケア」などの相談に応じています。「総合サポートセンター」内の「がん相談支援センター」へご相談ください。
◆緩和ケアチーム
- 緩和ケアとは、がんによって生じる体の痛みや不調、精神的な不安などをできるだけ取り除きながら、がんの治療を行っていくことです。
- 当院の緩和ケアチームは、がんが進行した時期だけでなく、がんの診断や治療と並行して緩和ケアを行います。
- 緩和ケアチームは、身体的な痛みを抑える麻酔科医、薬剤師をはじめ、精神的な苦痛を和らげるための精神科医や臨床心理士、社会的な問題に対し相談を受ける医療ソーシャルワーカーなど、様々な職種の職員で構成されています。診療を受けている診療科の主治医と協力して、患者さんができるだけ不安なく療養生活を送ることができるよう支援いたします。
- 緩和ケアチームの診察を希望される方は、主治医にご相談ください。
秘密の厳守について
- 相談の内容については、秘密を厳守いたします。
- 当院では、救急車で搬送される患者さんや緊急に入院が必要な患者さん、診療所・クリニック等からの紹介で手術や検査を行う患者さんを多く受け入れております。
- 重症の患者さんや重篤な救急の患者さんを1人でも多く受け入れていくため、当院での専門的な治療や手術が終わり、病状が安定している患者さんにつきましては、紹介元の医療機関や適切な治療ができる地域の医療機関などへご紹介させていただいております。
- 急性期医療を担う地域の中核病院として、当院の役割を果たせますよう、患者さん及びご家族の皆様には、ご理解とご協力をお願いいたします。
駐車場のご利用について
- 駐車場の料金は1時間200円(税込)となります。
- 患者さんの車を当院駐車場に駐車したままでの入院はお断りしています。
- 当院の駐車場は台数が限られていますので、できる限り公共交通機関のご利用をお願いします。