小児科
小児科部長より
このたびは、仙台市立病院小児科ホームページにアクセスして頂き有り難うございます。
当科の特徴
一般急性期小児医療、高度な専門医療、2次から3次までの小児救急医療および臨床研修医教育を4つの柱とし、地域の基幹病院としての責務を果たすべく診療を行っています。スタッフは現在、常勤医8名、レジデント6名と初期研修医で構成されています。
小児病棟は36床で運営されています。令和元年度の入院患者は1,893名、疾患別では呼吸器(肺炎、喘息など)疾患が最も多く、以下神経疾患(熱性けいれん、てんかんなど)、消化器疾患(感染性胃腸炎など)、循環器疾患(川崎病など)、腎疾患(尿路感染症やネフローゼ症候群など)、内分泌疾患(1型糖尿病、思春期早発症など)と続きます。また、NICU(3床)、GCU(6床)には、低出生体重児、黄疸などの新生児が190名入院しました。
長期入院を必要とする小中学生には院内学級が開かれており、勉強をしつつ治療を受けることが出来ます。保育士1名を配置し、患児と保護者に安心感と安らぎが与えられる環境づくりを心掛けています。
小児救急
当科で最も力を入れている小児救急医療に関しては、宮城県内で唯一小児科単科当直の形で24 時間365 日体制を敷き、けいれん重積、呼吸不全、脱水症などを始めすべての重症患児に対応しています。令和元年度は救命救急センター総受診者14,719名の内、小児科受診数は2,957名(20%)であり、その内1,290名が入院(入院率44%)しています。
外来診療
外来部門では午前中は主に感染症を中心とした一般小児診療を行っています。あらゆる急性・慢性疾患に対応していますので、精密検査、入院が必要な患者様はいつでもご紹介ください。
午後は予約制の専門外来として、神経疾患(北村、守谷:熱性けいれん、てんかん、脳症・脳炎、髄膜炎など)、腎疾患(高橋:腎炎、ネフローゼ、尿路感染、IgA血管炎、検尿陽性例、夜尿症など)、循環器疾患(村田、新田:川崎病、不整脈、先天性心疾患、胸痛、心雑音など)、消化器疾患(伊藤:腹痛、下痢、便秘、肝障害など)、新生児疾患(守谷、角田:早産児、低出生体重児など)、内分泌疾患(藤原:低身長、思春期の異常、骨の病気、肥満など)の各診療および乳児健診を行っております(「診療科スタッフ」及び「外来診療担当医表」参照)。
紹介時のお願い
入院や精密検査のご依頼は、平日午前中の外来(受付11時まで)にご紹介ください。予約制ではありませんので、いつご紹介して頂いても結構です。
11時に間に合わない場合や緊急性の高い患者様は、救命救急センターで対応いたしますので、その際は小児科医師までご連絡下さいますようお願いします。
専門外来受診を希望される患者様の紹介は医療連携室にご連絡ください。一部午前予約も可能となっています。お急ぎの場合は直接各専門医に電話でご相談ください。
今後とも急性期小児医療、高度な専門医療、小児救急医療および臨床研修医教育の4本柱を中心に、地域の開業の先生方、東北大学病院や宮城県立こども病院の先生方と協力しつつ、患者様中心の医療を行ってゆく所存ですので、よろしくお願いします。
外来診療・入院案内
スタッフ紹介
当科のスタッフ紹介はこちらよりご確認ください。 |
曜日ごとの外来診療内容と担当医
外来診療担当医表をご覧ください(受付は午前8時30分から11時00分までとなっています。)
小児科コンテンツ