ドクターカー
仙台市立病院では、2005年(平成17年)より仙台市 消防局運営の仙台市救急ステーションを併設し、高度処置救急隊(ドクターカー)を配置、出動事案のドクターカー診療において年間約 5 6 0 件の運用を行ってきました。心肺停止症例や緊急を要す内因性疾患、外傷などの重症例や多数傷病者事例において、救急車に医師同乗の上、トリアージを目的とした傷病者発生現場からの速やかな診療を開始しています。
遠方の事例では、ヘリとの連携にて 搬送時間短縮を図る早期診療対応に努めています 。
病院前診療の貢献と共に、救急救命士の教育にも携わり、消防との有用な情報交換をもとに、医療連携をはかりながら地域に根差した医療活動に取り組んでいます。
撃のある心肺停止例、喘息重積を疑わせる例、心筋梗塞を疑わせる例、救出に時間がかかる例、多数傷病者発生例、救命救急部医師が必要と判断したときに出動しています。平成23年は426件の出動がありました。心肺停止例でも完全社会復帰する例が増えてきています。ヘリとの連携も行い、遠方で発生した事例にも速やかに対応しています。病院前で救命士と一緒に活動することで顔の見える関係ができ、病院前医療のレベルアップに貢献しています。救命士の教育にも携わっており、有用な情報交換が可能となっています。
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活動中のドクターカー内 |
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地下鉄車両のしたでの医療活動 |
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ヘリとのドッキング |
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ヘリポートでの活動 |
