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対象患者・診療実績

 年間受入れ患者数は約14,000人で、救急車は約7,000台と宮城県内でトップの座をキープしています。当センターは重症の三次救急患者の受入れを原則としていますが、現実的にはそれ以外の患者も多く受診し、多種多様な疾患に対応しています。
救急車や紹介患者、かかりつけ患者が主となります。常時、CT、MRI、DSAを含めた放射線検査、緊急内視鏡検査が可能で、虚血性心疾患に対する再還流療法、経皮的心肺補助装置(PCPS)、蘇生後の脳低温療法、重症感染症や多臓器不全に対する血液浄化などを駆使し重症患者の治療に取り組んでいます。

2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
救急外来受診者数 14,719 13,574 13,517 15,204 15,561
救急車・ヘリ受入れ数 7,255 6,916 6,689 7,893 8,386
救急外来への他院からの紹介患者数 3,314 2,778 2,858 3,132 3,415

 

  来院時の年間重篤患者数(令和5年1月~令和5年12月)

疾病名 基準 患者数
病院外心停止   267
重症急性冠症候群 切迫心筋梗塞又は急性心筋梗塞と診断された患者若しくは緊急冠動脈カテーテルによる検査又は治療を行った患者 108
重症大動脈疾患 急性大動脈解離又は大動脈瘤破裂と診断された患者 23
重症脳血管障害 来院時JCS100以上、開頭術、tPA療法を施行された患者 95
重症外傷 MaxAISが3以上、緊急手術が行われた患者 282
指趾切断 四肢もしくは指趾の切断により、再接合術が実施された患者 1
重症熱傷 Artzの基準により重症とされた患者 2
重症急性中毒 来院時JCS100以上又は血液浄化療法を施行された患者 33
重症消化管出血 緊急内視鏡による止血術を行った患者 66
敗血症 感染症によって重篤な臓器障害が引き起こされた患者 40
うち敗血症性ショック 敗血症に急性循環不全を伴う患者 30
重症体温異常 熱中症又は偶発性低体温症で臓器不全を呈した患者 10
特殊感染症 ガス壊疽、壊死性筋膜炎、破傷風と診断された患者 2
重症呼吸不全 呼吸不全により、人工呼吸器を使用した患者 27
重症急性心不全 急性心不全により、人工呼吸器を使用した患者、PCPS、IABPを使用した患者 47
重症出血性ショック 24時間以内に10単位以上の輸血が必要であった患者 18
重症意識障害 来院時JCS100以上の状態が24時間以上持続した患者 17
重篤な肝不全 肝不全により、血漿交換又は血液浄化療法を施行された患者 0
重篤な急性腎不全 急性腎不全により、血液浄化療法を施行された患者 0
その他の重症病態 重症膵炎、内分泌クリーゼ、溶血性尿毒症性症候群等に対して、持続動注療法、血漿交換又は手術療法を施行された患者 0