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対象患者・診療実績

 年間受入れ患者数は約14,000人で、救急車は約7,000台と宮城県内でトップの座をキープしています。当センターは重症の三次救急患者の受入れを原則としていますが、現実的にはそれ以外の患者も多く受診し、多種多様な疾患に対応しています。
救急車や紹介患者、かかりつけ患者が主となります。常時、CT、MRI、DSAを含めた放射線検査、緊急内視鏡検査が可能で、虚血性心疾患に対する再還流療法、経皮的心肺補助装置(PCPS)、蘇生後の脳低温療法、重症感染症や多臓器不全に対する血液浄化などを駆使し重症患者の治療に取り組んでいます。

2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
救急外来受診者数 14,524 14,422 15,210 14,719 13,574
救急車・ヘリ受入れ数 5,722 6,429 6,896 7,255 6,916
救急外来への他院からの紹介患者数 3,296 3,136 3,346 3,314 2,778

 

 

疾病名 基準 患者数
病院外心停止 230
重症急性冠症候群 急性心筋梗塞、緊急カテーテル 70
重症大動脈疾患 急性大動脈解離、大動脈瘤破裂 25
重症脳血管障害 JCS100 以上、開頭術、tPA施行例 74
重症外傷 Max AIS が3以上、緊急手術 363
重症薬物中毒 JCS100 以上、血液浄化 19
重症消化管出血 緊急内視鏡施行 48
敗血症性ショック 敗血症で急性循環不全を伴っている 40
重症呼吸不全 人工呼吸管理 61
重症急性心不全 人工呼吸管理、PCPS,IABP 36

                           (令和2年度)