医師研修体制
研修医の現場での症例に関する学びについては、耳学問に加えて、関連する知識/スライド/論文などをスマートフォンでその場で共有しています。また、朝カンファ前後に、ローテーターの日々の疑問を振り返る時間を作っています。研修医の先生達が疑問に思ったテーマを教え合うとともに、特に有意義と思われるケースについては、学会発表や論文投稿のための指導も行っています。
off-the-jobトレーニングでは、症候学ベースの症例検討会と、外傷初期対応の講義・ハンズオンを、それぞれ月1回ペースで開催しています。また、当院の救命センターは、市内で唯一消防と提携したドクターカー業務を展開しており、その搭乗のための講習会も年数回開催しています。加えて、正式なBLS/ACLS/PALS/JPTEC/JATEC/FCCSなどへのコース参加にも支援を行っています。
その他当院では、ニューメキシコの医師を1週間招聘して、講義・シミュレーション教育を行っていただいており、同時に初期・後期研修医からも2名をニューメキシコに1週間派遣し実地での研修を展開しています。
※ 2020年度はCOVID-19の蔓延に伴う渡航制限のため、Zoomを中心とした1週間の講義・グループワークを行いました。