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当院での母乳育児支援

※5階西病棟(産科病棟)での面会について

仙台市立病院における母乳育児基本理念

当院では、新しい生命との出会いを母親・家族と共に迎えるにあたり、妊娠・出産・育児へとつながる一連の流れを大切にしています。母乳育児を応援しており、温かいふれあいと安全を重視した医療を目指しています。

仙台市立病院における母乳育児応援のための10 カ条

 1.妊娠中からおっぱいで育てる気持ちを持ちましょう。

 2.おっぱいで育てることの良いところと、その方法を知りましょう。

 3.おっぱいをすぐあげられるように、妊娠中から乳頭のお手入れをしましょう。

 4.赤ちゃんが産まれたらすぐに抱っこをしておっぱいをあげましょう。

 5.赤ちゃんとお母さんは途切れることなく一緒にいるのが自然です。

 6.赤ちゃんがおっぱいを欲しがる時に、欲しいままにおっぱいをあげましょう。

 7.赤ちゃんの「もぐもぐサイン」が分かり、6か月までおっぱい育て、欲しがるまで長く

   おっぱいを続けていきましょう。

 8.困ったときに支えてくれる子育て仲間を見つけて、母乳育児を楽しみましょう。

 9.仙台市立病院ではすべての職員がおっぱいで育てるお母さんを全力で応援しています。

 10.仙台市立病院ではすべての職員に対して母乳育児支援の勉強会を開催しています。

 

母乳育児基本理念

母乳育児支援

職員が日々どのような支援を提供しているのかご紹介いたします。

・・・妊娠中・・・

  • 保健指導

妊婦健診時、乳頭・乳輪をチェックし、必要時個別に乳房・乳頭に合ったお手入れの方法・マッサージ、母乳育児に向けた準備についてお話しています。

 

  • マタニティクラス

平日午後1時30分より開催しています。(終了時間は各クラスによって異なります)

(1) 産科の先生・薬剤師さんに聞いてみよう

(2) 小児科の先生に聞いてみよう

(3) 栄養士さんに聞いてみよう

(4) 母乳育児をはじめよう

(5) 赤ちゃんを迎える為に

計5クラスです。立ち会い出産希望の場合、(5) のクラスは御夫婦揃って参加して頂いています。クラスの中には、クイズや寸劇、産後のお母さんや赤ちゃんとの交流などもあり、楽しみながら出産・育児のイメージ出来るようお手伝いしています。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

  • マタニティ・ヨーガ

妊娠22週以降の経過が順調な方が対象です。月2回(不定期)午後1時~午後3時30分、受講料は1回1,000円となっています。マタニティ・ヨーガには、妊娠中の不快な症状を和らげ、お産に向け必要な体の機能を高め、精神の安定をもたらすといった効果があります。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

・・・入院中・・・

  • STS(skin to skin contact=早期皮膚接触)

いわゆる『カンガルーケア』のことです。出産後すぐに、赤ちゃんをお母さんの素肌の胸の上に抱っこします。帝王切開で出産した場合も行います。お産後、赤ちゃんのペースに合わせて、なるべく早期におっぱいを吸うことが、その後の育児にとても重要です。

▲経膣分娩でのSTS

▲帝王切開でのSTS

  • 授乳支援

生後間もない赤ちゃんたちは、昼夜問わず頻繁におっぱいを欲しがります。24時間育児がスムーズに行えるようスタッフが何度も訪室し、お手伝いをしています。また、赤ちゃんの接し方や授乳の仕方だけでなく、おっぱいに良い食事やトラブルの予防など、不安なく育児が行えるようそれぞれのお母さんに寄り添ったケアに努めています。

▲授乳室にて  ▲夜間もお手伝い致します ▲カップフィーディングの様子

 

  • 小児科医師による新生児診

生後間もない赤ちゃんの異常の早期発見に努めるため、生後1日目の診察や退院時の診察等、赤ちゃんの診察、処置は小児科医が対応します。

 

  • 母乳カンファレンス

小児科医・産科医・病棟助産師とチーム医療を提供していくため、入院中の母子の母乳育児の様子についてカンファレンスを行い、それぞれの個別性にあった支援が行えるように努めています。

 

  • 沐浴体験

赤ちゃんとの大切なスキンシップでもある沐浴。お家でも安心して沐浴が出来るようにスタッフがお手伝いしながら、赤ちゃんにとって初めて沐浴をお母さんや家族に入れてもらっています。

 

 

・・・退院後・・・

  • 2週間健診

生後2週間頃を目安に、ご自宅での育児や赤ちゃんの様子をうかがい、母乳・育児相談を行っています。その後も、母子の状態に応じて健診を継続しています。

 

  • 電話相談

24時間365日、母乳トラブルや育児について電話相談を行っています。

 

  • 外来受診

乳腺炎など乳房トラブルが起きた場合、産婦人科外来を受診して頂き、乳房マッサージや授乳指導を行っています。

 

  • TeTeサークル

毎月第4火曜日午後2時~午後3時に、生後1歳未満のお子さんを育てるお母さん方を対象に育児サークルを開催しています。お母さん方の交流を大切にしつつ、日々の疑問や悩みの解消の場となるように努めています。また、予防接種や補完食(離乳食)など月齢に合わせた話題をもとに、小児科医師や栄養士と話す機会を設けたりもしています。

詳しくはこちらをご覧ください。

すくすく おっぱい通信

第36号(令和5年12月発行)  【PDF181KB】

第35号(令和5年6月発行) 【PDF180KB】

第34号(令和5年2月発行) 【PDF245KB】

第33号(令和4年10月発行) 【PDF172KB】

第32号(令和4年6月発行) 【PDF331KB】

第31号(令和4年3月発行) 【PDF279KB】

第30号(令和4年1月発行) 【PDF269KB】

第29号(令和3年1月発行) 【PDF583KB】

第28号(令和2年9月発行) 【PDF195KB】

第27号(令和2年6月発行) 【PDF219KB】

第26号(令和2年4月発行) 【PDF434KB】

第25号(令和2年1月発行) 【PDF179KB】

第24号(令和元年9月発行) 【PDF299KB】

第23号(令和元年7月発行) 【PDF291KB】

第22号(平成31年3月発行) 【PDF214KB】

第21号(平成30年12月発行) 【PDF316KB】

第20号(平成30年9月発行) 【PDF218KB】

第19号(平成30年6月発行) 【PDF262KB】

第18号(平成30年1月発行) 【PDF169KB】

第17号(平成29年9月発行) 【PDF153KB】

第16号(平成29年6月発行) 【PDF267KB】

第15号(平成29年3月発行) 【PDF243KB】

第14号(平成28年12月発行)  【PDF306KB】

第13号(平成28年10月発行) 【PDF195KB】

第12号(平成28年8月発行) 【PDF179KB】

第11号(平成28年6月発行) 【PDF208KB】

第10号(平成27年10月発行) 【PDF290KB】

第9号(平成26年6月発行) 【PDF261KB】

第8号(平成25年9月発行) 【PDF173KB】

第7号(平成25年3月発行) 【PDF408KB】

第6号(平成24年9月発行) 【PDF344KB】

第5号(平成24年4月発行) 【PDF891KB】

第4号(平成23年12月発行) 【PDF328KB】

第3号(平成23年8月発行) 【PDF846KB】

第2号(平成23年5月発行) 【PDF573KB】

第1号(平成23年2月発行) 【PDF374KB】

母乳育児支援勉強会

・「退院後の母乳育児支援」(令和元年11月12日開催) 【PDF301KB】

「1カ月健診以降の母乳育児について」 (平成30年9月11日開催) 【PDF172KB】

「母乳と薬剤について」 (平成31年1月8日開催) 【PDF205KB】

「母乳と薬剤について」 (令和元年7月9日開催) 【PDF200KB】