対象疾患・検査・治療・入院
平成26年11月から、あすと長町の新病院での診療が始まりました。
これまでよりも広くて快適な病室で、市民の皆様に高度かつ適切な医療を提供していきます。
*個室(シャワー・トイレ・洗面付き) *病室からみた「あすと長町」
*大部屋(4人部屋)
【対象疾患】
- 不整脈(心房細動、心房粗動、発作性上室性頻拍、心室頻拍、徐脈性不整脈 など)
- 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)
- 心不全
- 心筋症
- 弁膜症
- 下肢閉塞性動脈硬化症
- その他の循環器疾患一般
- 心肺停止蘇生患者(循環器疾患による院外心肺停止に対する低体温療法)
【主な検査・治療の入院期間】
検査・治療 | 入院期間 | 説明 |
カテーテルアブレーション 心筋焼灼術 |
3泊4日~ | 不整脈に対する「カテーテル治療」です。当院が最も得意とする分野です。電極カテーテルを心臓の中に入れて、不整脈の原因となっている部分を焼灼して治療します。不整脈の種類によって、入院期間や難度が異なります。心房細動の場合は1週間程度入院します。 |
ペースメーカー移植術 | 1週間 | 脈が遅くなる不整脈の治療です。左肩にペースメーカーを植え込みます。メスを使う手術ですが、傷は5㎝程度と小さいので、局所麻酔で行います。原則として、抜糸の日まで入院します。 |
CAG 冠動脈造影検査 |
2泊3日 | 狭心症や心筋梗塞の検査です。手首からカテーテルを入れて、冠動脈(心臓の血管)を撮影します。通常は30分程度で終わりますが、より詳細な情報を得るために薬剤負荷をする場合があります(60分程度)。 |
PCI 経皮的冠動脈形成術 |
3泊4日 | 狭心症や心筋梗塞に対する「カテーテル治療」です。冠動脈(心臓の血管)の狭くなっている部分を、バルーン(風船)やステント(金属の筒)を用いて広げる治療です。 |
※入院期間は目安であり、患者さんの病状によって変わる場合があります。